7月の上旬に大雨を心配して学生時代の先輩から電話をもらった。
彼は小説を書くアパートの隣部屋の住人で良く行き来してましたが、今はもう古希を迎えたオッサンです。
出身大学は違いしかも思えば1年という短い親交でしたが、今も醤油の貸し借りの取り持つ縁は続いてます。
そういえば以前、痔がどうしたとかいってたような気がしたけど、治ったんだろうか?
一方、大の将棋好きで藤井さんは怪物だと言ってファンとしての応援を惜しみません。彼は角と桂馬の使い方が上手いと言ってましたが…
(今はもう藤井棋聖ですが。)
当時働く傍ら、定期的に仲間と力を合わせて同人誌を作りそこに作品を載せてました。
お互い金にはあまり縁がなかったのでよく一緒に彼の部屋で鍋を、まあ所狭しと積まれた本の山を背にして、つついたのが懐かしいです。
この世界に踏み出す以前の京都での話で、その後まさかの上京となりましたが。そうそう、カストリ雑誌なるものを教えて貰ったのもその頃でした。
一頻り話した後のこと電話の向こうから急に、
「ケヤキザカフォーティーシックスノヒラテチャンガ…」???!エーッナニソレ?💩
翻訳すると「欅坂46の平手ちゃんが」となりますが暫くはどうしちゃった感で一杯でした。
話が進むうちにどうやら娘さんの影響で、平手ちゃんのDVDを始めテレビの録画係まで幅広くこなしている様子。
彼曰く先日間違えて平手ちゃんの録画を消してしまったら、今まで娘のそんな姿を見た事の無いくらいボロクソに怒られたと言ってました。
でもどこか嬉しそうな声でした。完全に転がされてます。
その平手友梨奈主演の「響 ヒビキ 」の話題に及び
原作の漫画はなかなか面白いよという話になったのです。
そこらのオッサンだったらスルーなのですが、調べてみたら小説家をテーマにしたもので彼の勧めもあったので、確認魂を発揮して早速全巻注文。
到着して、えっ面白そう!
で、いや〜面白かった。^_^
漫画も馬鹿に出来なくて、諸星大二郎さんも良かった。
漫画で疲れると今は佐藤愛子さんを読みその結果目が疲れる日々の繰り返し。
愛子さんは名前から来るイメージとは随分と違っていろいろ苦労をされてきたみたいで、エッセイを読んでいると一時は近くの町(恵那市)に住んでたり、仏陀はちょっと根暗だとか、キリストは泣き虫だったとか異次元の話もあり話題が尽きない。あっという間に読み終えてしまった。
昔からどうも1人の作家が良いとなったら暫くは続く癖がある。
さて明日は長雨続きで乾きが悪かったけど何とか素焼をして、織部のフリーカップと久しぶりの伊賀織部の汲み出しと煮物鉢がメインの本焼を今週中に。
同時に釉薬と化粧土も作成しておこう。
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