鉄粉引サラダボウル

うつわ

窯焚きは慣れているけれど矢張り一番神経を使います。土や細工は大事だけれど焼きで失敗したら終わりですから。

通常は還元焼成で1250°C位で焼くのですが、最後は色味を基準に火を止める判断をします。粉引を焼く時も織部の色見を見てつまり、釉薬を流下させて色の変化を参考にして決めます。ゼーゲルは使いません。

鉄粉引サラダボウル

写真のサラダボウルは今までに1500個くらい作りました。お店で沢山の人に買って貰いましたが有難い事です。

一客の器とは対極の器で再生産を前提にしてます。定番のものがあると仕事がしやすいですね。

窯に注文のものを詰めて残りのスペースに新作の試しや釉薬のピースなどを入れます。良いリズムであります。

最近は世の中の情勢も自分も変わってきたので中々以前の様にはいきませんがこちらも柔軟に対応したいです。

無事これ名馬ではないですが、あとどれくらい走れるかなと思う時もありますが、まあそんな事を考えてもしょうがないので天に任せてます。


※ このカップは下記のお店で扱って貰ってますので宜しかったらご覧下さい。

うつわ邪馬都  → https://utsuwa-yamato.com/pid=109924017


★ 下記にて一客の器のオンライン展示会をしてます。宜しかったらご覧下さい。

コチラ → https://hatworks.base.shop/categories/2447123

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